リレー小説1
<Rel1.4>

 

(何だ?何故なんだ!?自分がこのような目に遭うなんて…
  予測が外れてしまった…まあ、
  テロと中途半端に接触していたから無理もないのか…くっ!)
『青』が知らない間、彼…ミスター・ユニバースは、
いきなり本田の手によって…捕まった。
「貴様も怪しい奴だとは前々から知っていた。
 何せ政府にもテロにも中途半端に接触していたそうではないか。
 そう、中途半端にな!
 …さては、貴様ここに内通して乗っ取りを企んでいたのだろう!
 何と愚かな…捕まえろ!!」
…という無茶苦茶な理由を暴言と共に浴びて捕獲されたのだ。
確かに無茶苦茶だが、彼にとって断片的にではあるが
怪しい証拠は豊富にあったのだから…。<Rel1.4:1>
執筆者…Mr.Universe様
(ま・だ・終わ・・らせ…ないぞ…俺・もユニバースさんも・な)
(…………!!?)
突如ミスターユニバースが気づいた時には、
既に自分のカプセルが破壊され、
自分の体が自由になっているのに改めて気づいた。
そして、カプセルを破壊したのは
短剣から瞬時にハンマーに変形していた『青』の『ヒボタンX』なのであった…。
「ところで…何故私を助けるなんて事を…?」
「何故って?そりゃユニバースさんは俺と共に色々と活躍した仲だからだ。
 それにどっちにしろ捕まったのも訳有りだなー、っとかな。
 別にあんたにならサイレンサーで何発撃たれたって痛くはない。」
「やれやれ…何と短絡的な理由なんだか。ところで
 これからどーする予定ですかね?」
「当てはある。俺が昔から通ってたレストランにいけば多分大丈夫だ!」

 

そうして2人は見張りの兵士を撃滅し、基地からの脱出に成功した。
だが飽く迄、建物の外から出て行っただけで完全ではない。
当然の如く、大名古屋国の兵士やテロリスト、
そして『プロ』の魔の手が『青』達に襲い掛かるのであった!!<Rel1.4:2>
執筆者…A夫様

「逃がさんぞ!」
兵士達はあっという間に二人を囲んだ。
しかし、軍の上層部はケチらしく兵士の装備は軽装だった。
(ドシュ!)ぎゃあ!!
(バシ!)ぐえっ!!(ドフッ!)おごっ!!(ズバアッ!!)うぎゃー!!
『青』は慣れた腕前でヒボタンXを様々なタイプに変形させながら、
軽装の兵士を無茶苦茶に倒していく。
しかし、ミスターユニバースは相手の攻撃を掻い潜るだけで精一杯だった。(ぉ
「アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!! ヒボタン最高〜〜〜!!」
「トリップしたか『青』さん…しかも狂気丸出しだし…のわっと!?」
『青』とミスターユニバースはほぼ同じタイミングでバックステップし、
突然の攻撃を回避した。どうやら鎌鼬が発生したらしい。
前方を良く見ると『青』・ミスターユニバース共に一回会った顔ぶれがいた。
メイ・ダルメシア・猫丸・ユーキンとバンガス(会ってない)である!
手始めに第一声を発したのは『青』だった。が…
「お、お前等は…
 誰だっけ?まあどうでもいいか…?」
…勿論、『青』以外全員が思わず脱力したのは言うまでも無い…。<Rel1.4:3>
執筆者…A夫様
「…いきなり『誰だっけ?』って…あんまりでしょ。」
「はっ!その声は聞いた事がある!!さてはカラス天狗だな!!」
「何じゃそりゃ…はっ!貴様よくもご主人にそんな口を!」
「ハァ?何だ?俺ギコフッサールの事なら検討してもいいが。」
(…調子狂うわ、なめられてるんだか…。)
その様子をユーキン・バンガスが瓦礫の影からのぞいていた。
だが、2人はどちらが敵なのか良く解らない。なので見守る事にしたのだった。
「ひゃあ、過激すぎ…。」
「ともかく、一体貴方は何の為に行動してるの!?」
「…そんなもの、発狂したテロを全滅させるために!
 狂った政府の要人どもに制裁を加えてやるために!!
 そのためなら邪魔するプロでも女子でも容赦なく!!!
 撃破するまでだあっ!!!!…あ、あと
 世界征服も…。」
「どーなってるんだこのおと…こ!?」
ブォンッ!!!
瞬時に鈍い音がすると、その瞬間ダルメシアが後ろに引いていた。
そして彼の目先には超巨大な大剣と化したヒボタンXが!!!
まさに、危機一髪の状況である…!そしてダルメシアも槍を構えた。<Rel1.4:4>
執筆者…A夫様、MAYN様
ヒボタンXは、こちらに猛烈な勢いで突進してきた!
メイは魔法を唱え出した…
すると、もっと強烈な勢いの波動が飛び出してきて、ヒボタンXと衝突した!!
ヒボタンXは、波動の勢いで後ろに押されて、粉砕した…。
メイ達は勝ちを確信した。しかし、それが甘かった!
何と砕けたヒボタンXの破片はブーメランに変形し、メイ達に襲い掛かったのだ!
さすがに多くの刃を捌くのは辛く、悉くダメージを受けていった。
更に無数の小型ブーメランは『青』の手元に戻りバルカン砲へと姿を変えていった。
「すげえ…!変形機能以外に
 こんなことが起こせるとは…我ながらラッキーーー!!」
「な、何だ!?こんな現象がありえるなんて…」
「ユニバースさん、普通こんなのが見れたら素直に喜んだ方がいいでしょ?さて…。」
一通りユニバースと会話した『青』は、メイ達の方を見る。
しかし、ユニバースと会話していた時とはうって違って
恐ろしい、凶悪な怒りの目つきだった…。<Rel1.4:5>
執筆者…MAYN様、A夫様
「いよいよ私たちと、本気で対決しようとするのですか?」
そしてこの様子を見ていた2人、ユーキン、バンガスがいよいよ出てきた。
彼らはどちらに加わるのだろうか?
「うん(爆)。」
…その口から放たれた言葉に『青』以外の全員が脱力した…。
「貴方との戦いは避けられそうにないですね。
 こうなったら私達も本気で行かせて貰います!」
どうやらメイ達側についたユーキン達もその気のようだ。
「さあ、どうしますかね?『青』さん!
 しかも後ろから名古屋の兵士達が…!」
ユニバースが青褪めて言う。
「ちちち、甘いな…俺一人で255人(当人比)なんて軽く仕留められる!
 あ、そうだ!もしものためにコレ使ってくれ!」
『青』はリュックから武器とミニバルカンを取り出してユニバースに渡した!
辺りに緊迫した空気が流れる…そして静寂を切り裂き怒号が飛ぶ。
「おのれ…ならば終わらせるまでだ!!」
叫ぶ猫丸。
「オマエモナー!!(ぉ」
挑発する『青』。
そして、大乱闘が始まり出した!
普通なら2対1,000の大乱闘なぞ圧倒的に大人数の方が有利であろう。
だが、この場合は違った。何せ『青』だけで9割方全滅していったのである!
その理由は弱い防御をある程度補う運の良さと速さ。
そして彼はバーサークしてパワーアップして戦っていったのだから戦車でも、歯が立たなかった…。
「…なんてこと…」
流石のメイも絶句する。
「あれは彼らが弱かったからこその事でしょう!
 我々にも勝機は必ずやあります! 行くぞ、猫丸!」
「おお、ダルメシア!!」
ダルメシアが槍、猫丸が短剣を構えて『青』とユニバースに飛び掛かっていく!
しかし『青』は思いっきり力を溜め、戦斧にヒボタンXを変形させて迎撃していった。
「何の!これしきの事で…ぐわあっ!?
なんと辺りに赤色の煙がダルメシアを包み込み、落下させた。
「おお、ユニバースさんっ! 助かった!」
「まあそんなに言わなくても…
 さて、その煙には攻撃力を減退させる力がある。
 そんな体で長く戦っても、効果が解けるまでにやられるのがオチだな。」
「お、おのれぇっ!!」
ダルメシアはミスターユニバースに突撃していく!!<Rel1.4:6>
執筆者…MAYN様、A夫様
「ダルメシア、今はおやめなさい」
メイがダルメシアを制止する。
「その代わり…」
メイは精霊召喚の魔法を唱え始めた…。
メイの呪文の詠唱が進行する事により、メイの体が青白く光り始める…
「何だ!?」
それと共に『青』の周囲約3m程の所を青白い光が取り囲んでいった。
「!!!!」
メイが強く、息を吐くと共に念を放つのと同時に、
青白い光は空気中の水分に作用し
凡そ30cm程の長さの氷の刃物となり『青』を襲う!!
それは数秒の間続き、何百本という氷柱が『青』に繰り出された。
そして、次の瞬間『青』を中心とした冷烈風が辺りに吹き荒れる!
氷の破片から、腕で顔を守るメイ以外の者達。
「やったか!?」
吠黒天猫丸が『青』のいた方へ駆け寄る。
「いやまだだ! しかし…ダメージは大きいだろう」
ダルメシア=ヌマ=ブフリヌスは冷静に判断する。
そしてダルメシアのセリフどおり、
『青』はまだ立っているだけの余力はあったが、同じく多数の傷を負っていた。
「これからですよ、続けます」
『青』の状態を確認して精霊召喚をつづけるメイ。今度は全身が赤く光る。<Rel1.4:7>
執筆者…MAYN様、Mr.Universe様
だが、さすがは根性と意地が悪い『青』。(バカ
「ハァ?誰が2度もそんな事させるか!!」
どうやら本気で怒ったらしい!
『青』の体から気合が放たれ、その周囲の温度は急激に上昇してゆく。
その熱さにユニバースは遠くへ退避していった。そして!
『青』は猛烈な速さでメイに素早く突っ込んで行く!
「!!」
メイは思わず精霊召喚を
「モナー顔で猫だまし」するという異様な行為で止められてしまう。
さらに一瞬何があったかと思うと…。
ジュバンッ!!(上段から瞬時にツバメ返し)
ジャキンッ!!!(下段からも瞬時にツバメ返し)
ズバババババババババシュアアアァァァ!!!!!
アボオオォォォンッ!!!!
(きりもむように何百回も大剣で切られ、爆音とともに吹っ飛ぶ)
瞬時にメイの意識は闇へと消えていった…(死亡してない。意識不明)
同時に『青』は、未だにカキコしてない「2ちゃんねる」の事を考えながら
マヌケ面で余韻に浸っていた…(爆死)
「お…御嬢!」
「メイさん!」
慌ててメイの許へと駆け付ける4人。ユニバースは其の隙を見逃さなかった。
「『青』さん!逃げまっせ!」
「え…ちょ…!」
強引に引き摺って駐車場に止めてあった『青』のスポーツカーへと乗り込み逃げる。
後にメイ達は政府の中枢に無事、収容されたようだ。

 

「いまだ腕は衰えていないようですねぇ」
運転しながらユニバースが後部座席の『青』に向かって言う。
「まーな。邪魔が入ったけどちょうどいいストレス解消になったから
 よし…イテテテ…乱闘でアバラが3本、心臓に刺さったな…。」
(それでピンピンしてるのは…当たり前だがやっぱ違和感おおありだな…。)」<Rel1.4:8>
執筆者…A夫様

2人は傷を癒しながらレストラン「○ニーズ」に到着した。
「オヤジ! オレ、お子様ランチ!」
「ワシも…」
お子様ランチを頼む『青』とユニバース…
二人の近くの席に、政府の者がやって来た。そして、『青』に向かって言った。
「君が我々の使わした者達を見事にぼこぼこにしてやった噂の男だな。
 君の事は、今日全国に指名手配した。」
「ふん、お前さんらが何しようが、オレは捕まらねーぜ!」
調子の良い男だ、と政府の者は呆れる。
「とにかく、食事後とある交渉に参加して貰おう。」
「おっさん、その場でオレを捕まえたらいいものを!何企んでんだ!」
「……………言っておくが、かの召霊術師、メイや、その従者は強いぞ。
 これで終わったと思わぬように。」<Rel1.4:9>
執筆者…A夫様

そしてぼこぼこにされたメイたちは…
幸い皆。常人離れした生命力を持っていたので、一命は取り留めた。
意識を取り戻したメイは、ゆっくりと身体をベッドから起こして、辺りを見渡した。
まだ身体が痛むようだ。あのとき回復の魔法が、間に合わなかった…。
身体のあちこちを骨折したようだ。メイは松葉杖をついて、ゆっくりと部屋を出た。
仲間達が隣の部屋に収容されていた。
「お嬢、その身体でまだ動いてはいけませぬ。
「いいえ、貴方の身体が心配です。
「いやあ、政府の回し者というのはこんなに厚遇されるんだなあ。いいよなあ。
「……」
メイはカタまった。
あの『青』という男はなんて技を使ってくるんだ。
モナー顔とかいう訳の解らない技を…。
噂では、2ちゃんねる男は嵐を呼ぶとも聞くし…。
ちょっと前に、その大嵐によって甚大な被害を受けたT町があるらしいし…。
自分はあんな顔を見て、笑ってしまった。
笑ってはいけない、と思っていながら笑ってしまった。それがスキを生んだのだった。
メイは全身を骨折したにも関わらず、全治1週間ですんだ。
一方、『青』と政府の交渉はどうなったのだろうか?<Rel1.4:10>
執筆者…MAYN様

ファミレス「○ニーズ」にて政府の者が持ち掛けてきた交渉は
口論の中、いつのまにかネット接続関連の話題へと進展していた…
それもそのはず、『青』は大好きな大型匿名掲示板「2ちゃんねる」に
カキコできない日々に非常に退屈していた…もう10日である。
そこは大人気ゆえに悪い事も多いが、良い事も多い。
さらに優良なスレッドには
一日で400ぐらいにもまともなレスがつくこともあったりする…だから見逃せないのだ。
ただ、ガキっぽい奴(厨房と呼ばれる)はあまりきて欲しくなかった。
この件に関しては他の2ちゃんねらーも『青』も同じである…。
おっと、何か宣伝みたいになってしまった…では本編へ。
「パソコンよこ接続権よこせケーブルよこせ
 モナーのストラップよこせ…(延々と電波調に言い続けてる)
(ああ、現実逃避したくなってきた…なんだよ!!)」
と、そこで政府の者の携帯が鳴り響いた。
「おやおや、携帯がなってますぜ…あ、もう出た。」
「あ、はい…!!…はい…かしこまりました。」
政府の者は携帯を切り、席を立っていった。
「今回は大事な事を伝え損ねたがまあいい。
 君のデータは捕まえられずに無事採取できそうだな。
 まあ、しばらく引き篭もって臆病に暮らしてるがいいさ。」
「厨房! 厨房!(バカ」
「誰が厨房だ!! おぼえてろ!!」
政府の者はカンカンに怒ってデニーズから出ていった。
「あちゃ〜〜〜…大丈夫ですかね?」
「大丈夫じゃなかったらあの場で煽ってなんかいないさ。」
そして『青』は大好物のジャンバラヤを美味しそうに食べはじめた。
その後、彼らはデニーズを後にしようとした時、
中央エリアの方から怒号が飛んできた。
しかしそれは『青』達にではなく、
怒号を飛ばした者と同じテーブルに座っていた、術師調の老人に対してのものだった。
「術師調ってどんなんやねん?」
ユニ婆さんはあらぬほうに突っ込みを入れていた。<Rel1.4:11>
執筆者…A夫様
 いやまぁそれはともかく、その中央テーブルのほうでは、
全身は筋肉隆々、顔面は生傷だらけの大男が
ファミレスの中だと言うのに術師風のケープをまとった老人の胸倉を
掴みねじり上げている。
「てめぇ! ボスのいう事が聞けねぇってのか!!?」
大男はいきり立ってそう叫ぶが、青年の方は涼しい顔をしている。
そしてその横には何かインテリやくざという感じの、
底の浅そうな知恵物顔をした男が座っている。おそらく大男の上司であろう。
ねじり上げられている老人は
ゆっくりと確信に満ちた様子で腕を首のあたりまで持ち上げると、一言二言呟いた。
「なんだぁ、てめぇ、文句があるなら大声でいえ!?」
逆上した大男が言い終わった瞬間、
老人の腕からは赤い閃光が走りチンピラを弾き飛ばした。
「うるさい。絡んでくるのは勝手だが、それ相応の覚悟をして来い」
老人はそう言うと腰を抜かしたインテリやくざと、
壁にめり込んでいるつぎはぎ顔の大男を無視して歩いていってしまった。
そして後に残されたファミレスの店長は、
なんで今日はあんな怪しげな連中ばっか来るんだろう、
普通ああいう話はもう少し高級な場所でするもんだろうと思ったが、
今日は厄日だと諦めた。『青』とユニバースはそんな店長を励ましてあげて、
店を後にしたのだった…<Rel1.4:12>
執筆者…Mr.Universe様

裏手の駐車場(ガラ空き)
「しかし…あれ?なんかどっかで聞いた声だったな……」
其処へ通りがかった先の大男とインテリ風が其の言葉を聞き絡んで来た。
「おぅ? 何だぁ!?」
「ほほう、貴様あいつの知り合いか?ちょっと面貸せ!」
そして…『青』はドスの効いた声で発言した。
「誰がするかこのドアホ!!第一、うぜえ!!
 お前みたいなマナー学ぶ能力欠如してる奴の事、聞けるか!!」
「ちょっと言い過ぎでしょうが!!」
さすがに『青』にきつく言われた大男は、かっとして腕を振り上げて『青』に殴り掛かる。
しかし外れ、逆にみぞおちを爪に変化したヒボタンXでえぐるように突かれた…。
しかし『青』は突いた感覚が妙な事に気づき、素早く離れてみた。
そして2人が気がつくと、大男の体はまるでオオトカゲ、
もとい醜悪なリザードマンへと変貌していったのであった…。
(インテリ風の方は柴犬コボルト調に)
「おいおいおい、マジかいな!?」
「俺達の前で実際あった事だ…マジだ!」
「ウ゛…ヴゼ…ウゼーーーェエ!!」
奇怪なうなり声を上げながら蜥蜴大男は、持っていた大剣を『青』めがけて振り下ろす!
『青』は何とか避けたが、かすり傷を負ってしまった。
しかし彼も負けてはおらず、ヒボタンXを長剣に変化させて応戦してゆく。
だが蜥蜴大男の表皮が分厚く、なかなか歯が通らず苦戦を強いられている…!
一方ユニバースは、柴犬のような外見のコボルト相手(元はインテリ風)に善戦していたのだが…。
「何や、一人で十分すぎるわ…。」
「な、なめんなぁ!」
インテリ風コボルトは突然、持っていたスーツケースから
組み立て式のチェーンソーを振り回してユニバースに襲い掛かってきた!!
「おわあああぁぁぁーーー!?」
「ぎゃはははぁ、終わりじゃはあっ…」
「…終わっちゃったな、オマエが(藁」
気がつくとインテリ風コボルトは真っ二つに両断されていた…。<Rel1.4:13>
執筆者…A夫様
「は〜、助かった…ところで大男の方は?」
「ううん、まだ倒してない(ぉ」
そしてのんきな『青』の後ろには怒り狂う大男が…!!
「な、何で倒せませんのや!」
「てか、こいつの体うまく武器が通らねーんだよ!!」
一瞬、『青』とユニバースの油断した隙を狙ってか、
蜥蜴大男の強靭な尻尾が『青』達をなぎ払ってゆく!
彼らは大きく吹っ飛んで倒れた。
さらに猛スピードで蜥蜴大男は2人の元へ駆け寄って行く!!
これは軽装の2人にとってもはや絶対絶命の状況としか言いようが無かった…。
が、事態は一転する。突然蜥蜴大男の様子が一変したのだ。
びくっと痙攣した後、大きな音を立てていって倒れた…。
そんな状況が『青』達の視界に入る。
そして辺りを見回すと、あの術師調の老人の姿があった。
『青』はそれを見て正体を確信したのだった…。<Rel1.4:14>
執筆者…A夫様
 
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