リレー小説1
<Rel1.11>

 

目覚めるとそこは暗い小部屋だった。
「う、ここはどこだ?それに何故オレは裸なんだ?」
いきなりのデンジャーな状況に戸惑う『青』。
と、その時部屋のドアが開いて何者かが入ってきた。
ペタペタペタ……。暗くてよく見えないがそれはどんどんこちらに近づいてくる。
「お、お前はペンギン太郎!」
いきなり予想外の人物の登場に驚きを隠せない『青』。
しかもペンギン太郎は何故かムチとロウソクを持っている。
「何でお前がこんなところにいるんだ? エースの弟子じゃなかったのか?」
「ヒヒヒ、あんな男の下にいても金にならないペン。
 高額でごとりん博士の助手になるというオファーがきたんで
 今日からここで働くことになったペン。こう見えても僕は生物学のスペシャリストペン!」
ペンギン太郎はニヤリと笑った。
「まあいい!とにかくオレはこっから出してもらうぜ!オラー!」
『青』は不意をついてペンギン太郎に殴りかかる。
「バカな奴ペン!」
バシィ!
「ぎゃ!」
ペンギン太郎のムチがしなる。『青』はあまりの激痛にのけぞって倒れる。
「痛ででで…く、くそ。力が出ねえ…。」
「ヒヒヒ、この部屋はフォースフィールドが張ってあって
 お前の力は半分も出せないようになってるペン!
 それに病み上がりのその体じゃあ、お前は絶対僕に勝てないペン!
 さあ!ごとりん博士に言われた通りに調教してやるペン!もう二度と逃げようなんて思わないように!」
バシバシ!
「あぴゃ〜!」
ビシビシ!
「うひぃ〜!」
どかっ!ピシッ!ばこっ!スパンッ!ジュぅ…。<Rel1.11:1>
執筆者…翡翠様
「おんどりゃ〜!この俺はまるごとヒボタンXも当然だぁ〜!!
 ナメてられるのも今のう…(バチーン!!)ぐうぅ!!」
「そんな事言っても体は『痛い!痛い!』と言ってるペン!
 僕にはどーしても勝てないペ〜ン!(ガブッ!!)あ痛…
 か、噛み付きなんて卑怯だぺーン!!」
「うるせぇ!見てろ、今から俺のヒボタンXで……」
「ふん、ヒボタンがどうした!そこのクローンが持っている武器を見るペン!
 我々はヒボタンの量産に成功したのだよ。ペン」
ペンギン太郎の言う通りかどうかは分からないが、
クローンたちの手には変わった形状の武器が握られている。
「なんだと。…ハッタリだ!ヒボタンはおれのもっているこれだけだ!」
「ならば、試してみるがいいペン」
ペンギン太郎が指を鳴らす(ペンギンの指でどうやって鳴らしたのかは不明)のと同時に、
『青』の拘束が解け、クローンたちが襲い掛かる。
「うぉりゃぁああ!!!」
いつもの調子でヒボタンをハルバートに変化させ大きく振る『青』であったが、
ガウィークローンの盾状に展開されたヒボタンにはじかれ、体勢を崩す。
そこに、無言のままユーキンクローンが半ば腕と融合した刃物型ヒボタンで突きかかる。
「くそぅうう!!」
その攻撃をヒボタンXでどうにか捌いた『青』であったが、
いつのまにか背後に回っていたエースクローンの銃弾が脊椎部にもろに叩き込まれ、崩れ落ちる。
「はは、どうペンか? ヒボタンの味は?」
ペンギン太郎はボロボロになった『青』を再び拷問台に縛りつけると、そう言って笑った。
『青』が動き出しても大丈夫なように周りをクローンたちが取り囲んでいる。
しかし、『青』はもはや息も絶え絶えで反撃する体力も気力もない。<Rel1.11:2>
執筆者…A夫様、Mr.Universe様

『青』が調教されてる頃メイ達は
ごとりんの研究施設の所在地を突き止め、ついにそこまでたどり着いた。
「ホントにここに『青』が捕まってるのか?」
「多分間違いないと思います…
 彼から放たれるヒボタニウムのオーラ…というか、電波というか…。」
「そうと決まれば!」
イルヴ達は忍びながらに侵入した…。<Rel1.11:3>
執筆者…MAYN様

4人は、もっと進んだ。
そしてまた下をのぞいてみた。すると、つかまっている『青』の姿が見えた。しかし
「…!!」
メイは思わず目をそらした。顔を横に振っている。
「どうした、メイ?」
とイルヴは下を見る。すると『青』の姿が見えた。
ハチ、タクヤも下を見た。
「ん、どうやらここの床を開くことができるみたいだ。
 ここを開けば、下に降りれるぞ。そうして、『青』を救出してまた上に戻ればいい。」
「あの…タオルない?」
「タオル?なんで?」
「……」
「タオルならここに…」
そう言い、タクヤはメイにタオルを差し出した。
「おい、そろそろいった方がいいんじゃないか?」
「そうですね、このままだと『青』さんが危ないし」
そして4人は床をこじ開け中へ突入した。<Rel1.11:4>
執筆者…MAYN様、たかし様

「みんな〜来てくれたのか〜!」
大喜びでイルヴ達の元へ駆け寄ってくる『青』。イルヴはそれを制し、タオルを差し出す。
「まずはこれを腰に巻け。話しはそれからだ!」
よく見るとメイは顔を手で覆い赤面していた。
「チッ」
『青』は仕方なくタオルを巻いた。
「おい『青』、何だ今の『チッ』って言うのは…?」
「まあいい。オレはここのやつらの秘密を知ったんだ」
「なんだ?」
「ごとりんのヤツは、地下でさらなる生物兵器を研究している、
 上の機械に暗号を入力すれば、電力を止められる筈だ。
 確か其の機械の目印は白いネコのぬいぐるみで、暗号は『519303』だ!。
『青』たちは、上にもどった。誰にも気づかれていない。<Rel1.11:5>
執筆者…MAYN様

ライズの部屋に向かう男が一人、黒髪で長身の若い男だった。
左耳にピアスを付け、真っ黒なロングコートを羽織った其の者は、
凡そ研究所という場に相応しくない出で立ちだろう。
併し、擦れ違い様に、警備に当たっている者達が姿勢を正すところ等、
男が相当な身分にある事を示している。
「…聞こえるな……白い猫のヌイグルミ………519303…………」
ボソボソと呟きながら彼はライズの部屋にノックして入室する。
「ライズ、ネズミが入り込んでいる。4人だ。
 ペンちゃんが休憩している隙に『青』を救出したみたいだぞ。
 其れと何処で入手したかは知らんが、地下研究所の話をしていやがった。
 奴等も攻めに回ると見ていいんじゃねーか?」
突然の来訪にもまるで動じず、見ていた本をゆっくりと閉じ、ライズはピアスの男に向き合う。
「…早かったな…。まあ、態々情報をリークしてやったのだから当然か……
 既に此処の技術も研究成果も余さず得た。もう同志…いや、元同志ごとりんに用は無い。
 全員を集めておけ。此処から出る。」
「心臓と口と髪は? やっぱり見捨てる方針は変わらないか?」
「後で回収すれば済む事だ」
「あ、そいつと後、もう1つ。ビタミンNとバンガスも近付いて来ているぜ。
 まあジョイフルやオリジナル共を取り戻そうって魂胆だろーがな」
「戦力はコレで十分か…巧く一緒にくたばってくれるといいがな……
 だが……念の為だ、後始末を『角』に頼むとするか…」
数分後、彼等は数名の研究員・警備員等と共に研究所から忽然と姿を消していた…。<Rel1.11:6>
執筆者…is-lies

「どこだ、どこだ?」
4人は機械を探す。やがて
「あった!」
ハチが指さす。たしかに、シロネコのぬいぐるみがあった。
シロネコは目が大きくて、まるで宅急便のCMに出てくるようなキャラクターだった。
「かわい〜^^
メイは思わずネコを抱きしめそうになった。が、
「おひ、そのネコをとると、警報がなる仕組みになってんだ。やめとけ。」
『青』が警告して、メイはネコをとるのをやめた。
かろうじて警報はならなかった。
「えーと、どこ動かせばいいんじゃ?私は機械、苦手なんだ。」
「しょーがねーな。」
『青』は機械をいじくりまわしはじめ、暗号入力も完了させる。<Rel1.11:7>
執筆者…MAYN様

「ん…停電か?」
メイ達の操作は合っていたらしく、次々と明かりが消えてゆく。
併し、いきなりの停電でも、ごとりん博士達は狼狽える様子がない。
「直ぐに補助電力に切り替わります。」
助手の言葉を待っていたとばかりに再び明かりが戻って来る。
「…ふむ……落ちたのはセキュリティーLV4の所か…
 …………ペンギン太郎、エース、アントラー、翡翠!
 少々、見て来てくれ……ん…翡翠は何処だ?」
翡翠は既にライズ等と共に研究所を抜け出していたのだが、
この場に居る誰にも、そんな事は解らなかった。<Rel1.11:8>
執筆者…is-lies

          エンジン室
「電気が…又……」
慌てた様に『青』が付近の端末を弄くる。
「あっちゃー…最下層からも電力供給がされているみたいだ…」
「其れじゃあ、此処をどうにかしても地下研究所の奴等は……」
「…!近くの通路にエレベーターがある!
 どうやら地下研究所迄の通路に続いているみたいだぜ!」
ギィッ
其の時、背後から扉が開く様な音を聞き取り、全員が振り向く。
どうやら扉の向こう側の廊下は相当明るいらしい。
扉から部屋へと漏れる光の中に人物のシルエットが浮かび上がる。
「くぺぺぺぺ…お前等が入って来ていたペンか…
 全員縛り上げて階級昇進といくペン」
一番に辿り着いたらしいペンギン太郎が、
鞭と蝋燭を取り出して一行に詰め寄る。<Rel1.11:9>
執筆者…is-lies

『青』が救出されたと略、同時刻。
外はすっかり暗くなっていた。施設を一眸出来る崖の頂上、
月光に照らされたビタミンN&バンガスが望遠鏡を覗いていた。
「…ツヨシンはまだ来ないか……。」
「そろそろ時間なんですけどね…。」
「仕様が無い、俺達だけで行くぞ!
 警備が最も薄くなる時間帯…これが終わる前に
 何としてでもアイツ等を助けてやらないとな…」
ビタミンNが望遠鏡を荷物袋に仕舞い込み、
自分の脇腹程の長さがある大剣を取り出して、素振りをする。
無論、一般の人間に出来る芸当ではない。
「…でも、大丈夫かなぁ……もし情報が間違っていたら…。」
「俺の情報を信じろって!何度も言ってるだろ。
 ジョイフルは2階東棟の倉庫に置かれている筈だ。
 んで、ユーキン達、クローン実験の被験者達は
 1階北棟の独房…此処に放り込まれている。
 併し、自ら実験に志願した奴はどうか知らないぞ。」
下手くそな施設の見取り図を広げ、指で其々の箇所を示す。
「…と、時間は無駄に出来ねぇ!行くぞ、来い!」
「え? ま…待って下さいよ〜…。」
大剣の重さもあるのか、
凄まじい速さで崖の斜面を滑り落ちて施設に向かうビタミンNを、必死で追い駆けるバンガス…<Rel1.11:10>
執筆者…is-lies

部屋の外からは…立ったまま寝ている番兵のいびきが聞こえる。
情報は正確だった。この時間帯は兵も、起動している警備システムも少ない。
ビタミンN達は独房に最も近い部屋の窓から侵入した。
「?こいつら本当に寝ているのか?」
ビタミンNはこの状況はワナではないかと危惧して。番兵を起こさないように小声で呟いた。
「いや、きっと、他にも侵入者が居て、何らかの方法で眠らせたんだ…。」
バンガスが、そう言った。しかし、その考えは
ビタミンNに、その侵入者は何ものかという疑問を抱かせるだけであった。
「……考えててもしょうがない、なるべく起こさないようにして通り抜けましょ。」
実際は数分だったが、感覚的にはひどく長い待ち時間の末にバンガスがそう言う。
「おぅ、いこうか」
そして、二人は気をひっそりと歩き出す!
 ガララ―――ン!!!!
「!!!!!」
「!!!!!」
なんと、二人の見ている前で、
番兵が大きな音を立てて倒れた。しかも、どう考えても寝ぼけて…
「うぁ、おれ寝てたのか…!!ウォ、お前ら誰だ!」
そして、勝手に起きる番兵A、そしてその声で番兵Bも起きようとしていた。
「やばー…」
「どうするよ、二人が相手なら大丈夫だけど…援軍来るよな」
どうする?どうなる!ビタミンN・バンガス!?<Rel1.11:11>
執筆者…Mr.Universe様
「おい、どうしたよ、あいぼぉう」
後半をあくびにしながら番兵Bもおきてしまった。
「おぅ、見たことの無いやつが居るんだ! しかも、外部に面した窓から…」
番兵Aが叫ぶ。
「なんだって!そりゃ、侵入者だろ!!よし、仲間を呼ぼう!」
(やべー、どうします、やっぱ正面突破?)
(…いや、いい方法がある、俺に任せろ)
ビタミンNの言う『いい方法』が何かわからないが少しバンガスはいやな予感がした。
「何ものだ!名を名乗れ!」
「ウォホン、申し遅れました、私はこういうものです」
銃を構えている番兵に、ビタミンNは名刺を渡した。
「何々…ビタミン警備保障代表取締役ビタミン長瀬?」
「はい、しかし私どもは、警備員を回す会社ではなく、
 警備員を査定する会社でありまして、そのために抜き打ちで、参りました。
 しかし、それにしても…業務中に眠るのは感心できませんね…」
ビタミンNはそう言うと、芝居っ気たっぷりに手帳に何か書き込んだ。
「!!そのような方でしたか…その…最近、
 色々と出入りがはげしいもので、勤務時間が長くなって…」
番兵Bがしどろもどろになってそう言う。ビタミンNの言う事を信じているようだった。
しかし、かといって通してもらえたのではなかった。
「どうも!お勤め御苦労様です!」
「ええ。其方も頑張って下さい」
…とビタミンN&バンガスは研究所を後にした。
「…………」
「…………」
「…………」
「……しゃーない、別の出入り口を探すか」
彼らは、別の出入り口を探しはじめた。<Rel1.11:12>
執筆者…Mr.Universe様、MAYN様

4人の侵入者の前に、ペンギン太郎出現!
「その『くぺぺぺぺ』っていう変な笑いはなんですか?」
「こんなペンギンごときにやられるか!」
「くぺぺぺぺ…魔法で派手にやるものならヤバイですよ。くぺぺぺぺ。」
「『青』、これは一体どういう奴だ?」
「こいつはさんざんこのオレを鞭でブチのめしたやつだぜ!
 さらにねぇ…なんとあいつは師匠役らしい「エース」って奴を裏切って政府に売ったんだよな、コレが。なぁ?」
「おい、それ本当の事か?」
「な、なんてペンギンだてらに悪知恵が働く奴なんだ…。」
「えぇい!!嘘なんざ付いても無駄だペン!
 どうせそいつは最低最悪の嘘吐きだペン!!みんな騙されてるぺーン!!」
ペンギン太郎はその言葉に怒って怒号を撒き散らす。
「う〜ん、どっちの言葉を信じれば…あれ?あのカプセルは?」
「中に誰か捕まってるみたい。どれどれ…あら?格闘家風だわ。
 なんか鞭でしばかれたような傷が…って、これがエースさん!?」
「あ…でまかせ言ってたのに当たってた…うん。本物みたい。」
イルヴ&メイ&ハチ&タクヤが同時に叫ぶ。
「「「「でまかせかいっ!!」」」」
「…まずいペン。実は自分はこういうのに自信が…
 しかたない、こうなったらやってやるペン!」
そしてペンギン太郎は皆が見てない隙を縫って壁にある赤いボタンを押した。<Rel1.11:13>
執筆者…MAYN様、A夫様
すると周囲にあった全てのカプセルが開かれる。
「これは…クローン!?」
よく見るとカプセル内のエースは病院に現われたクローンだった。
他のカプセルからもユーキン、ガウィー、キムラ等のクローンが出て来た。
「くぺぺぺぺぺ!本物のエースは此処の将校になってるペン!
 『青』!お前は組織と政府を同一組織と見てるらしいペンが…ブッブーだペン!
 冥土の土産に教えてやるペン。
 政府やテロに、組織のメンバーが何名も入り込んでるペン!
 双方を煽っていがみ合わせ
 上手く戦力を削ぐ事が、ごとりん博士の当面の計画らしいペン!」
 ペンギン太郎が喋っている間にクローン達がメイ達を包囲する。
「…ごとりん博士の真の目的とは何なのです!?」
「さあ?其れは僕にも解らないペン。
 政府とテロを弱らせて、組織戦力を増強する
 僕が知っているのはこれだけ…って話し過ぎたペン…
 さっきも『青』に組織の機密をベラベラ喋っちゃったし、
 少し、このお喋りな口を直した方が良いペンね。
 クローン!皆殺しにするんだペン!!」
クローン達が壁に立て掛けてあった量産ヒボタンを構えた。
エースクローンに限らず他のクローンにも鞭の痕がある。
「くぺぺぺぺ。僕が丹精篭めて調教した
 強化クローンに倒されるなんて、お前達、運が良いペン!」
「お前…クローンとは言え仲間を……酷ェ奴………」<Rel1.11:14>
執筆者…is-lies
「珍しいな、『青』がこの状況でそんな言葉を放つとは…。」
「…しまった!!口滑らせた!!すまん、今の無し!!」
「フゲペッ!!な…なんと非人道的な奴だペン…
 まぁいいペンっ!イルヴ、『青』!!
 オマエらを最強の兵士の材料として捕獲させてもらうペン!!」
「自分らはともかく何故メイ達は無視…?」
「くペペペペ…あれじゃあ…ねぇ〜…。」
「………(−−+
「あ、何かお、怒ってる…。」
「そんなのよりクローンが何故下着姿なのかの方が気になる!」
「…(…バカか!!)」<Rel1.11:15>
執筆者…A夫様
「お嬢、封印の解除を願います」
「あ、はい。では、いきますよ……むんっ!」
メイが得物をかざし、気を練るとハチとタクヤの周りを旋風が包み、
二人はその中で真の姿である精霊へとその身を変えた。
「よし、修行の成果を見せてやる!」
「まて、相手の手の内が分からないうちは不容易に動くな」
上のセリフはタクヤの変身した吠黒天 猫丸の発したものであり、
同じく下はハチの変化したダルメシア=ヌマ=ブフリヌスのものである。
「『青』!いい所に気付いたペンね、彼らには、鎧や兜はいらないペンよ。
 何故なら…もっとすごいものを持っているからだペン!!!」
ペンギン太郎がそう言い終わると、クローンたちが同時に咆哮し、
それとともに量産ヒボタンが体に喰いつき、装甲を形成する。
気持ちの悪い音の終わった後には、
額から後頭部・胴・四肢を赤い装甲で覆った戦士たちがそこにいた。
「…気をつけろ、あいつら人の形をしちゃいるが中身は別物だ…」
一度クローン3体に惨敗した『青』が言う。ヒボタンXの準備はできているようだった。
「…そのようだな。でもね、魔法使い相手に鎧は無駄なんだけどね」
イルヴがそう言いながらも一応エンハンス呪文を用意する。<Rel1.11:16>
執筆者…Mr.Universe様
「くぺぺぺぺぺ…ペペペペッペッペッペッペッペッ!!
 もっといいシーンに仕立ててやるペン!!」
「映画監督でもないのにかよ?冗談キツイぜ…。」
「おいおい、何ボケてるんだよっ!!」
その途端、
ピカアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
「うわああぁっ!?」
一同は謎の青い光を浴びて瞬時に怯んでしまう。
「…って、何も起こってないぞ?」
「見ろ!カプセルの中が!!」
「!!」
「な…っ!?」
「………な、何だって?(;゚∀゚)」<Rel1.11:17>
執筆者…A夫様
 
inserted by FC2 system